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開業・独立

英会話教室の開業届の書き方|記入例付きで15分で完成するガイド

2026-04-0512分で読める
開業届書き方記入例税務署個人事業主

個人事業主として英会話教室を開業するとき、最初に提出する書類が「開業届」(正式名称: 個人事業の開業・廃業等届出書)です。記入項目は少なく、15分で完成しますが、初めてだと戸惑う項目もあります。特に「職業」「事業の概要」「所得の種類」の記入欄で迷う人が多く、税務署に電話で確認する人も少なくありません。実際はそれほど難しくなく、本記事の記入例をそのまま真似すれば問題なく提出できます。開業届の提出は「事業主としての第一歩」であり、心理的な節目にもなるため、躊躇せず早めに済ませておきましょう。本記事では英会話教室開業者が書くべき内容をピンポイントで解説しているので、一般的な開業届ガイドよりも実務的に使える内容になっています。

この記事では、英会話教室向けに記入例付きで各項目を解説。読みながら埋めれば、迷わず提出できます。開業届を書くためにわざわざ税理士に依頼する必要はなく、自分で記入・提出できる書類です。5分で記入、10分で提出、計15分で完結するのが標準的なペース。e-Taxで提出すれば税務署に行く必要すらないので、平日に時間が取れない会社員副業開業者にも最適です。この記事を読みながら、実際に画面を開いて記入を始めてみてください。一度も開業届を出したことがない人でも、本記事のステップ通りに進めれば確実に提出完了にたどり着けます。記入でつまずいた項目があれば、その部分だけ税務署に電話で質問するのも有効な方法です。税務署は開業前の相談に親切に対応してくれるので、遠慮なく利用してください。

この記事でわかること
  • 開業届の全記入項目の書き方
  • 英会話教室の具体的な記入例
  • 提出方法(窓口・郵送・e-Tax)
  • 提出後にやるべきこと
書類記入
開業届は15分で完成する(出典: Pexels)

開業届の基本情報

まずは開業届の基本情報を確認しましょう。開業届は税務署が管理する書類で、提出することで「事業者」として登録されるという位置付けです。提出自体には罰則がなく出さなくても逮捕されるわけではありませんが、提出しないと青色申告ができず節税メリットを受けられないため、実質的には必須書類と考えてください。手数料はゼロ円、提出も15分で終わる手軽さなので、開業を決意したらすぐに動き出すべき書類です。また、開業届を出すことで「小規模企業共済」や「経営セーフティ共済」への加入資格が得られ、将来の退職金準備や連鎖倒産防止の備えができるようになります。これらは事業主だけが使える優遇制度で、節税しながら積立できる強力な仕組みです。

  • 正式名称: 個人事業の開業・廃業等届出書
  • 提出先: 納税地を所轄する税務署
  • 提出期限: 事業開始から1ヶ月以内
  • 手数料: 無料
  • 記入時間: 約15分

準備するもの

開業届を書き始める前に、以下のものを手元に用意しておくとスムーズです。特にマイナンバーは必ず記入欄があるため、マイナンバーカードまたは通知カードは絶対に必要。e-Taxで電子申請する場合はマイナンバーカード必須で、スマホにマイナポータルアプリをインストールしておけばカードリーダーは不要です。印鑑は紙提出の場合のみ必要で、実印でなくてもOK(認印で十分)。屋号は必須ではありませんが、決まっていれば記入しておくと後の屋号付き口座開設で役立ちます。所轄税務署の情報は、国税庁ウェブサイトの「国税局・税務署を調べる」ページで、郵便番号を入力すれば瞬時に判明します。税務署の名称と住所、電話番号をメモしておけば、記入時や郵送時にスムーズです。

  • マイナンバーカード(またはマイナンバー通知カード+本人確認書類)
  • 印鑑(認印でOK、電子申請なら不要)
  • 屋号(決めていれば)
  • 所轄税務署の住所確認(国税庁サイトで検索可能)

書類の入手方法

3つの方法があります: (1) 国税庁ウェブサイトからPDFダウンロード、(2) 最寄り税務署の窓口で受け取り、(3) e-Taxで電子申請。ダウンロードがベスト、自宅で記入できます。国税庁ウェブサイトで「個人事業の開業・廃業等届出書」と検索すれば、記入用PDFと記入例PDFが両方ダウンロードできます。記入例PDFを横に並べながら埋めていくと、迷うポイントが最小化されます。紙に記入する場合は消せるボールペンではなく、普通の黒ボールペンを使用してください。税務署は正本を保管するため、消えるインクは受け付けられません。

各記入項目の書き方

いよいよ本題の記入項目解説です。開業届は1枚の用紙に項目が並んでおり、各欄を埋めていくだけのシンプルな構成。記入欄は全部で約15項目、そのうち半分以上は基本情報(氏名・住所・生年月日)なので、実質的に考えて書く必要があるのは「職業」「屋号」「事業の概要」「所得の種類」「開業日」の5項目程度です。以下のセクションでは、英会話教室開業者向けに各項目の具体的な記入方法を解説します。記入時は「わからない欄は空欄でOK」と気楽に考えてください。必須項目さえ埋まっていれば税務署は受理してくれますし、空欄があっても窓口で補記を求められるだけで、突き返されることはほとんどありません。完璧を目指しすぎないのが、スムーズに開業届を出すコツです。

基本情報欄

  • 提出先税務署名: 管轄税務署名を記入
  • 提出日: 記入した日
  • 納税地: 自宅住所(原則)
  • 氏名・印鑑: フルネーム+押印
  • 生年月日: 本人の生年月日
  • 個人番号: マイナンバー12桁
  • 職業: 「英会話講師」または「英会話教室経営」
  • 屋号: 決めていれば記入(空欄でも可)

納税地は原則として「自宅住所」を記入します。自宅以外を事業所として使っている場合は、「住所地・居所地・事業所等」の欄で「事業所」を選択し、事業所の住所を記入することも可能です。オンライン英会話教室で自宅から運営している場合は自宅住所でOK。税務署の管轄は国税庁ウェブサイトで郵便番号を入力すれば即座に調べられます。マイナンバーは記入漏れが多い項目なので、カードを見ながら慎重に12桁を正確に記入してください。職業欄は「英会話講師」「英語教師」「語学講師」のいずれかが一般的で、税務署の集計統計に使われる項目です。シンプルにわかりやすく記入すればOK。迷ったら「英会話講師」と書けば間違いありません。屋号欄を空欄にしても問題なく、後から屋号を決めたときに改めて「変更届」を出せば反映されます。

事業内容欄

「届出の区分」で「開業」を選択し、開業日を記入。「事業の概要」には「英会話レッスンの提供、英語学習コーチング」のように具体的に書きます。事業の概要は1行程度で、「何をする事業か」が税務署の職員に伝われば十分。将来的に事業を拡大する可能性があるなら、「および英語教材の企画・販売」などを追記しておくと、後から事業範囲を変更する手間が省けます。開業日は「実際にレッスンを始めた日」で、1ヶ月以上さかのぼって記入することも可能ですが、あまり古い日付だと税務署で確認される場合があるので、直近の日付が無難です。また、開業日を月初(1日)に設定すると会計処理が月単位でキレイに切りやすくなるため、会計ソフトを使う予定があるなら「月初開業」をおすすめします。事業年度の区切りも明確になり、確定申告時の計算も楽になります。

所得の種類

英会話教室は「事業所得」にチェック。副業で小規模なら「雑所得」ですが、本業または青色申告するなら事業所得一択。事業所得と雑所得の違いは「継続性」と「反復性」で、月に数回以上レッスンを実施し、継続的に収入を得る意思があれば事業所得として申告できます。雑所得は経費計上の幅が狭く、青色申告もできないため、英会話教室として本格運営するなら事業所得を選ぶのが正解です。年商が少ないうちは雑所得でいいと勘違いしている人も多いですが、開業届を出している時点で事業所得扱いが妥当と判断されます。「不動産所得」「山林所得」は英会話教室には該当しないので、チェックする必要はありません。迷ったら事業所得で問題ありません。

従業員に関する事項

ひとりで始める場合は「無」にチェック。従業員を雇う予定なら人数を記入し、別途「給与支払事務所等の開設届出書」も提出必要。専従者(家族)欄は、配偶者や親を青色事業専従者として雇う場合に記入します。こちらも別途「青色事業専従者給与に関する届出書」の提出が必要なので、該当する人は忘れずに処理しましょう。将来的に講師を雇う予定がある場合でも、現時点で雇っていなければ「無」でOK。雇用時に改めて届出を出せば問題ありません。従業員を雇うと源泉徴収義務が発生し、月次の納付作業が増えます。源泉所得税の納期の特例を申請すれば半年に1回のまとめ納付にできるので、小規模事業者は必ず特例申請書も併せて提出しておきましょう。

書類チェック
記入漏れがないか最終確認を(出典: Pexels)

英会話教室の記入例

ここまでの記入方法を踏まえて、具体的な記入例を示します。以下は架空の英会話教室「Smile English Studio」を東京都渋谷区の自宅で開業する山田太郎さんの例です。この記入例をそのまま参考にして、自分の情報に置き換えれば完成します。特に「事業概要」「屋号」「職業」の3項目は英会話教室ならではの記入ポイントなので、以下のフォーマットを参考にしてください。子ども英語教室の場合は「幼児・小学生向け英会話レッスン」のように対象年齢を明記し、ビジネス英語特化なら「ビジネス英語・プレゼンテーション研修」と専門分野を書くなど、自分の教室のコンセプトに合わせて調整するのがベストです。記入例は税務署窓口や国税庁ウェブサイトでも配布されているので、併せて参照すると記入への安心感が大きく増すので、初めての開業届提出者には特におすすめしたい確認方法の一つと言えるでしょう。記入する際には、時間に余裕を持って、しっかりと準備を進めていってください。焦らずに記入することが大事なポイントです。

記入例

税務署名: 渋谷税務署 / 提出日: 2026年4月5日 / 納税地: 東京都渋谷区XX町1-2-3 / 氏名: 山田太郎 / 生年月日: 平成元年5月15日 / 職業: 英会話講師 / 屋号: Smile English Studio / 届出区分: 開業 / 開業日: 2026年4月1日 / 事業概要: オンライン英会話レッスンの提供、ビジネス英語コーチング / 所得種類: 事業所得 / 青色申告: 有 / 従業員: 無

提出方法と期限

記入が完了したら、いよいよ提出です。提出方法は3通りありますが、初心者には「窓口持参」か「e-Tax」がおすすめ。窓口持参は税務署の担当者が記入漏れをその場でチェックしてくれるので、初めての人でも安心。e-Taxは自宅から手続き完結できて最も楽ですが、マイナンバーカードとカードリーダー(またはスマホ)が必要です。郵送は返信用封筒を同封する手間があり、到着確認もできないため、初心者にはあまりおすすめできません。窓口提出の場合は、同じ用紙を2部用意して、1部を控えとして税務署の受領印をもらって持ち帰ります。この控えが「開業届を出した証明」になるため、必ず受領印を押してもらってください。押印を忘れると後で証明ができなくなり、屋号口座開設時などに困ることがあります。

  • 提出方法1: 税務署窓口に持参(即日完了)
  • 提出方法2: 郵送(控えを同封、返信用封筒+切手)
  • 提出方法3: e-Taxで電子申請(最も楽)
  • 期限: 事業開始から1ヶ月以内

e-Taxで電子申請する方法

マイナンバーカードとスマホ/ICカードリーダーがあれば、自宅から10分で提出完了。国税庁サイトで「e-Tax」にアクセス、個人事業の開業届を選択、フォームに入力、電子署名、送信の流れ。控えもPDFで自動保存されます。e-Taxを使えば税務署に行く必要がなく、平日に時間が取れない会社員の副業開業者にも最適です。マイナポータルアプリを使えばスマホだけで電子署名ができるため、パソコンとスマホの組み合わせで全て完結。控えはPDFでいつでも再ダウンロードできるため、紙で保管する必要もなく、ペーパーレス志向の人には特におすすめの提出方法です。e-Taxの初回利用時はアカウント登録に15分ほどかかりますが、一度設定すれば次回以降の各種税務手続き(確定申告・各種届出)もすべてオンラインで処理できるようになるので、時間投資の価値は高いです。

提出後にやること

開業届を出して終わりではありません。開業届提出後にやるべきタスクが複数あり、これらも含めて「開業手続き」の一式です。特に青色申告承認申請書は開業から2ヶ月以内という期限があるため、開業届と同時提出が理想。後回しにすると期限切れで青色申告ができなくなり、大きな節税メリットを失ってしまいます。以下のタスクを開業届提出後1週間以内に完了させましょう。事業用銀行口座の開設には開業届の控えが必要になることが多く、屋号付きの口座を作りたい場合は特に重要。開業届とセットで口座開設を進めておくと、最初の入金先が個人口座ではなく屋号口座になり、受講者からの信頼度も高まります。会計ソフトの契約も早めに済ませ、初回入金からリアルタイムで記帳を開始すれば、確定申告が驚くほど楽になります。領収書・請求書の保管ルールも開業初日から決めておくことで、後からまとめて整理する手間が省けます。

  • 青色申告承認申請書の提出(2ヶ月以内)
  • 都道府県・市区町村への事業開始届
  • 事業用銀行口座の開設(屋号付き推奨)
  • 会計ソフトの契約
  • 請求書・領収書の保管ルール設定
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よくある質問

A
可能です。実際に事業を開始した日を記入します。ただし過去すぎると税務署で確認される場合あり。
A
可能です。変更する場合は新たに「個人事業の開業・廃業等届出書」で「変更」を提出します。
A
窓口で指摘されます。郵送の場合は返送されることがあるので、提出前に必ず確認を。e-Taxなら印鑑不要。

実際、開業届の記入ミスでよくあるのは「マイナンバーの記載ミス」「押印忘れ」「開業日の記入漏れ」の3つです。マイナンバーは12桁の長い数字なので、1桁間違えるだけで本人確認が取れなくなります。記入後は必ず2回読み返して確認してください。税務署窓口では職員が目の前でチェックしてくれるので、初回は窓口提出がミスを減らすうえで最も安全です。2回目以降はe-Taxに切り替えれば良いでしょう。もし記入ミスがあっても二重線と訂正印で修正できるため、重大なトラブルにはなりません。税務署の職員も一般の開業者のミスには慣れているので、恐れずに窓口に持参してください。

A
窓口なら即日、郵送なら1〜2週間、e-Taxなら送信後すぐにPDFでダウンロード可能です。
A
開業届は税務署のみが閲覧する書類で、厳格に管理されます。マイナンバー記入は必須なので安心して書いてください。

まとめ

開業届は難しくありません。この記事の記入例を参考に、今日中に記入して提出できます。青色申告承認申請書とセットで提出するのを忘れずに。いよいよ事業者としてのスタートです。提出完了後は税務署から控えを返してもらい、それを大切に保管してください。開業届の控えは屋号口座開設や融資申請に必要なので、スキャンしてクラウドに保存するのが理想です。紙の原本は防水ファイルに入れて、他の重要書類(車検証・保険証券など)と一緒に保管しておきましょう。

最後に、開業届を出すタイミングについて補足します。「売上が立ってから出す」と考える人もいますが、実際はレッスンを始めた日が開業日になるため、先に出しても後に出しても問題ありません。むしろ開業前に出しておくことで、開業準備にかかった経費(機材購入費・広告費・研修費など)も事業経費として計上できるようになるため、早めの提出が節税上も有利です。開業を決意したら、その週のうちに開業届を出すくらいのスピード感で動きましょう。開業届を出す瞬間は、事業主としての自覚が生まれる大切なタイミングでもあります。ぜひ前向きな気持ちで記入・提出を進めてください。

開業届の記入と提出は、正しい手順を踏めば誰でも15〜20分で完了できる簡単な作業です。ただし、書類の保管・控えの確認・次の手続きへの連携を怠ると、後で困ることになります。提出日・受付印の押印・控えの保管の3点を確実に押さえ、次のステップである青色申告承認申請書の提出に進みましょう。開業の手続きは地道な作業が続きますが、その一つ一つが事業の基盤となります。

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